高齢鳥を手放した方からのメッセージ

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45歳を超えるタロー(2016年現在)

タローのお父さんは、高齢鳥タローを手放すことになりましたが、今でも大切に想い、そして陰ながら応援してくださっています。
 
【スポンサー制度「グループS」を応援します。】
 実家で40年以上に渡り家族の心の癒しに尽くしてくれたのが、キエリボウシインコのタローでした。
飼い主の父も母も高齢になり認知症気味でもあり、だんだんタローの世話が出来なくなってきました。
事情がありどうしても飼うことが難しくなり、今回TSUBASAにお世話になることになりました。
当時はワシントン条約などなく簡単に譲り受けてきたそうですが、今ではこの条約の登録が必要となり
悪戦苦闘して登録票をもらうことが出来ました。
 
言葉や歌を教えていると興味を持ったのか食べるのを止めて、可愛い小首を傾けて聞いていました。
今回の別れがどれだけ辛かったは言葉では言い表せません。
 
少しでも思い出を残そうと写真、動画、音声を記録しました。

その時この様な別れが待っているとはタローは知る由もなく相変わらず得意の歌を歌ったり食事のおねだりをしていました。
タローの今後をどうするか考えていた時に様々な事情で飼えなくなった鳥さん達を、大事に世話してくれる施設「TSUBASA」をネットで知りました。早速、見学に行き施設の内容や飼育方法の説明を受けました。そこで今後のタローを安心して、お願いできると確信しました。
タローに今までの感謝を表す何か良い方法がないか、考えた末、タローをTSUBASAに連れて行った時にタロー宛ての感謝状を作り持参させました。将来良い里親さんが見つかった時に前の飼い主がどれだけタローを愛しているか分かって頂けたらとの思いからでした。

【私からのお願い】
長生きする鳥さん達が少しでも幸せに暮らせるように皆さんの応援をよろしくお願いします。
特に大型インコは人間と同じ寿命ということを十分に分かった上で飼うことを決めてください。
単に可愛いからと言うだけで決めないでください。
まずは飼う環境が大切です。マンションや住宅密集地での飼育には鳴き声の問題があります。
大きな声を出すのは大型インコの習性です。
本来インコは集団生活する中で伴侶や子供たちとの交信でこの大声は役に立つそうです。
そういう習性を理解してあげてください。
又、飼い主の方は自分の代だけでなくお子さん達にも将来を託してください。
その為には子供たちも今から一緒に鳥さんの世話をして仲良くしておいてください。
きっと将来の飼育に役に立つはずです。
私からの自戒を込めてお願いします。