鳥の手放しを考えている方へ

※飼い鳥を屋外に放つ事は犯罪です。

飼主さんのご病気、海外赴任、鳥の毛引き、叫び声、などの問題行動・・・理由は様々ですが何らかの理由により鳥を手放さなくてはならなくなる飼主さんがいらっしゃいます。

TSUBASAの里子制度とは、現在お飼いになっている鳥をTSUBASAが引取り、その鳥に最適と考えられる新しい環境(新しい飼主、リハビリなど)を探し出す制度です。

TSUBASAは限られた施設、労働力および資金により運営されているため、助けを必要としている全ての鳥を引取ることはできませんが、全ての引取り要請を個々のケースとして真剣に考慮します。

それによりご希望に沿えない場合もありますが何卒ご理解・ご了承お願い致します。

また、TSUBASAは引き取った鳥の幸せを第一に考えるため、その仔の将来は検疫期間中の状態や日々のお世話や施設内で生活する他の鳥との関係を十分に観察・考慮しTSUBASAが決定させて頂いております。


引取られた後は検疫室で、45日間隔離されて過ごします
引取られた後は検疫室で、45日間隔離されて過ごします

鳥のお引き取りには費用(2年間のお世話代)が発生致します

鳥を手放す理由は様々で、中には致し方ないものもあるでしょう。しかし、いかなる理由であれ、飼い主様の責任はTSUBASAに鳥を引き渡せば、終わるものではありません。食餌代や医療費、人件費など、毎日のお世話には費用が必要です。

TSUBASAでは、鳥達の体調面・精神面の安定を考えながら、大切にしてくださる次の家族を真剣に探します。お引き取りした鳥が新しい家族を見つけるまでの間、鳥のお世話にかかる費用の負担を考慮頂きますよう、お願い申し上げます。

それが、終生飼養が出来なかった人間の責任であると、私たちは考えております。

 

また、TSUBASAで暮らす鳥の中には、レスキュー(飼い主様から費用を頂けない、緊急性の高い譲渡)で来る鳥もいます。

中には里親が見つかるまで2年以上かかる鳥もおり、治療が長引いてしまったり、法律の関係で里親を探すことが難しい鳥もいます。

そうした鳥たちも含め、飼い主様のご支援が不可欠であることをご理解くださいませ。


里子制度の利用をご希望の方は、下記をご参照ください。

申込書の提出、引取り前の健康診断、鳥の所有権譲渡など、実際の引取り前にお願いしていることがございますので、お問い合わせの前にこれらの書類をお読みください。

 

お問い合わせ前の確認書類

PDFがダウンロードできない方はコチラをご覧下さい。

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里子制度のフローチャート
TSUBASAが鳥を引き取る際の流れをフローチャートでご説明致します。
flowchart3.pdf
PDFファイル 340.4 KB

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里子に出すには        
鳥を手放す方にお願いしている内容です
hikiwatashi.pdf
PDFファイル 100.8 KB
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飼主負担金について
鳥を里子に出す飼い主様にお願いしている負担金のリストです
hutankin.pdf
PDFファイル 54.8 KB


引き取りの必要書類

 引き取りの前に、健康診断並びに遺伝子検査(クラミジアPBFDBFD)が必須となります。

※文鳥等のフィンチ類につきましては、クラミジア、BFDの2項目のみ検査をお願いします。

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提出書類①:飼主と鳥の履歴書
飼い主様にご記入頂く、鳥の生活や性格、詳細等です
rirekisyo.pdf
PDFファイル 352.5 KB
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健康診断の内容
飼い主様に行っていただきたい、健康診断の詳しい内容です
kenkoushindan_naiyou2.pdf
PDFファイル 67.2 KB
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健康診断のお願い
獣医さんへ渡して頂く説明文章です
健康診断のお願い.pdf
PDFファイル 113.6 KB

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提出書類②:飼鳥健康診断書
鳥1羽に対して1枚の診断書をお願いしています
飼鳥健康診断書.pdf
PDFファイル 176.0 KB
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提出書類③:鳥の所有権及び譲渡契約書
鳥の所有権放棄及び譲渡契約書です
(2部ご用意をお願いします 手放される方/TSUBASAそれぞれで保管となります)
jyoutokeiyaku.pdf
PDFファイル 166.2 KB
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提出書類④:暴力団員等反社会的勢力でないこと等に関する表明・確約書
暴力団員等反社会的勢力でないことを確認するための書類です
kakuyakusyo.pdf
PDFファイル 335.5 KB


管理基準

TSUBASAは当施設で暮らす鳥たちの身体的・精神的健康を第一に考え、別途定める世話・管理基準に基づいて鳥のお世話をしております。多くの鳥たちが同じ場所で暮らすため、感染症などには十分注意を払い、この管理基準に沿って検疫・消毒を行っています。

 

この管理基準のお陰で、毎年のクラミジア検査で全鳥が陰性という結果を維持しているものと思っております。この管理基準には、鳥を飼う一般家庭にも応用できる管理項目もございますので是非ご参考にしてください。

 

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世話管理基準
TSUBASAの業務計画、目標及び目的
standard_care.pdf
PDFファイル 32.7 KB