手放された鳥の未来のために、
手放さずに済む未来のために
「“鳥頭”という言葉があるくらいだから鳥さんはおバカさん」
「鳥さんのご飯はヒマワリの種や、粟や稗だけでいい」
「鳥が咬んだら、咬んだクチバシを押し返せばいい」
鳥に対するイメージや躾として、いまだにこのように思っていらっしゃる方は残念ながら少なくありません。
TSUBASAが設立した2000年から、飼い鳥の適正飼養に関するシンポジウムやセミナーを定期的に開催し、熱心な愛鳥家の皆さまにとっては上記3つの言葉はすぐに「ウソ」だとお分かりになるかと思いますが、そうでない方もいらっしゃるのが事実です。
10年以上に渡り、鳥の能力の高さや健康に暮らすための適切な食餌、鳥との信頼関係を築きながら人と暮らすルールを鳥の方にも学んでもらうトレーニングの方法を、国内外の著名な方々に講師を務めていただきお伝えしてまいりましたが、まだまだ、わたしたちの力不足を痛感せざるを得ないような言葉や場面に遭遇します。
鳥は大切な家族の一員です。
でも、その接し方は犬とも猫とも違います。
鳥として、鳥らしく、鳥に合った暮らしができる環境を整えてあげることが重要です。
自分の鳥を守れるのは、飼い主さんだけです。
「知らなかった」で後悔することがないように、わたしたちと一緒に、互いに学びあっていきませんか。
*鳥の知能は、人間でいう3才~4才児の知能があると科学的に証明されています
*鳥さんのご飯は、栄養バランスが取れた総合栄養食「ペレット」をオススメします。あるいは、シード食の鳥さんには、小松菜や人参などのお野菜を与えてあげてください。」
*鳥は知能が高い生き物です。その知能の高さ故に問題行動を起こしてしまうこともあります。人にとっては耳が痛い話かもしれませんが、咬み付きや呼び鳴きなどの問題行動は、人が教えた後天的な行動です。
罰を与えるのではなく、褒めて望ましい行動を伸ばすポジティブレインフォースメントという応用行動分析学に基づく方法で、鳥は学び、問題行動は改善されます。
TSUBASAは飼い鳥の保護団体ではありますが、一番の願いは、鳥を手放すことなく、終生一緒に幸せに暮らしていただけることです。
そのためにも、愛鳥家の皆様に正しい知識や、新しい情報をご提供し、愛鳥家の皆様が力を合わせ、大きな波を作ることで、飼い鳥を取り巻く環境や業界をより良い方向に変えていくことを目指しています。
そうすることで、1羽でも多くの尊い命が救えると信じています。
愛鳥家の皆さまと一緒に、邁進してまいりたいと思います。
2014年12月わたくしどもTSUBASAは、埼玉県知事より認定をいただきました。
皆様の応援なくしては取得できなかったものです。
心より御礼申し上げますと共に、スタッフ一同身の引き締まる思いです。
認定NPO法人化により、TSUBASAをご支援いただく皆様にとっても組織としても、メリットが生まれました。
「認定NPO法人」におけるメリットは、次の4つになります。
4つのメリット
1.寄付金控除(個人) (寄付金額-2,000円)×最大50%=寄付金控除額 2.損金算入限度額の枠が拡大(法人) 3.寄付をした相続財産が非課税(相続人) 4.法人税の軽減措置(みなし寄付金制度)
上記に加え、さらに次のようなメリットもあると言われています。
5.情報公開が強化され、団体の透明性が増す。 6.内部管理がしっかりする。スタッフの意識が向上する。 7.社会的信頼性が向上し、企業や行政とも協働しやすくなる。 |
2012年7月末に劣悪な環境の元ペットショップから95羽の鳥たちをレスキューした際は、店主に対して法的措置がとれないことに苛立ちと無力さを痛感いたしました。
2010年に某動物園前に遺棄された47羽のセキセイインコたちを保護した時もそうでした。
「認定NPO法人」を目指す意味は、これらメリットをかんがみて、愛鳥家の皆さまとTSUBASA、双方において、理想的であると感じていますし、わたしたちが目指す「人・鳥・社会の幸せのために」という理念を達成するためにも、「認定NPO法人」を取得することはとても意義あることだと感じています。
寄付をされる方へ
お手数ではございますが、認定NPO法人として存続し続けるためには次の要項を維持する必要がございます。
「年3000円以上の寄付者」が「年平均100人以上」わたくしどもも適正にとりまとめてまいりたいと存じますので、寄付をしてくださった方は、メールにて以下のことを明記して当方までご連絡くださいますようお願いいたします。
メール件名
寄付について
メール本文 NPO法人TSUBASAへの寄付であることを明記の上 1)お名前(必須) 2)ご住所(必須) 以上をご連絡願います。
いただいた個人情報につきまして、一般の方への公開はいたしません。ただし、事業年度ごとの報告において、寄付金総額と人数は公開させていただくこととなりますので、あらかじめご了承くださいますようお願いいたします。 |