オカメインコ、コザクラインコのレスキュー

鳥たちのケージ。掃除はあまりされていないようでしたが、ヒーターの数や、多くの種類の餌を設置しているところに、愛情を感じました。
鳥たちのケージ。掃除はあまりされていないようでしたが、ヒーターの数や、多くの種類の餌を設置しているところに、愛情を感じました。

実施日:2017年2月15日

場 所:東京都新宿区

理 由:飼い主様のご親族からの依頼

   (飼い主様の緊急入院)

 

■経緯

17時に依頼の電話。

依頼者は飼い主様のご親族に当たる方で、飼い主様が3日前に緊急入院され、鳥を2羽残した状態とのこと。この3日間は誰もお世話をしていない状況で、どうなっているかは不明。すぐに引き取りに行ってもらえないかという相談でした。

スタッフ間で相談後、すぐに引き取りに行くことを決定し、現場へ向かいました。

 


19時30分頃、現場到着。

 

現地では依頼者様とご友人の方に立ち会って頂きました。

この時、鳥はオカメインコとコザクラインコだということが判明。3日間お世話されていない状況でしたが、幸い餌が大量に入った状態で、2羽とも衰弱している様子はありませんでした。

  

21時、とり村到着。

 

オカメインコのピースケ。動物病院の診察券から名前や詳細が判明しました。
オカメインコのピースケ。動物病院の診察券から名前や詳細が判明しました。
コザクラインコのイチゴ。15日のレスキューにちなんで名付けました。
コザクラインコのイチゴ。15日のレスキューにちなんで名付けました。

レスキュー後の鳥たちの様子。
レスキュー後の鳥たちの様子。

ケージのそばには動物病院の診察券が落ちていました。そこからオカメインコの名前が「ピースケ」であることや、2年前に通院履歴があり、 病院の診察記録から様々な詳細が判明しました。

一方、コザクラインコの方は通院記録が無く、詳細が不明だったため、レスキューした15日にちなんで、「イチゴ」と名付けました。

 

一緒に暮らしていた鳥たちですが、知ることができた情報に差がありました。

飼育記録を残しておくことの大切さを感じるレスキューとなりました。