横浜でのセキセイインコ達の里親会へのサポート

一般の愛鳥家の方から、大量にセキセイインコを飼っている方が里親探しをしているという報告を受け、行政の協力の元でTSUBASAもサポートに加わることとなりました。

ケージの正面に穴が開き始めており、補強しました。
ケージの正面に穴が開き始めており、補強しました。

【時系列】

 

2017年8月30日:現地確認

【目的】

・飼い主様の今後の意思や羽数の把握

・羽数の把握

(当初は約60羽と聞いていた)

・ケージの穴を補修 等

健康チェックと検体採取の様子
健康チェックと検体採取の様子
新しいケージへ変更しました
新しいケージへ変更しました

 

12月6日:現地確認

【目的】

・検体採取

・脚環の装着

・ケージの変更

環境改善レポート

     羽数は合計、152羽と判明

 

12月27日:環境採取による遺伝子検査にて

     クラミジア(オウム病)陰性

 

12月7日〜2018年1月20日:

メガバクテリア症の予防投薬

 


 

2018年3月21日:里親会開催

 

■場所:横浜市栄区役所 新館1階          

   (横浜市栄区桂町303-19)

■開催団体

(主催)動物と仲良く暮らせる街作り協議会様

(支援・協力)栄区福祉保健センター様

       認定NPO法人TSUBASA

 

里親会当日の様子はコチラ

 

 

 

【里親決定羽数】

20世帯48羽のセキセイインコ達が

お迎えされました

【なぜTSUBASAが今回加わっているかについて】

これまでも、全国各地で崩壊現場をなんとかして欲しい、ひどいペットショップについて

相談したいというお話は何度もいただいてきました。

残念ながらこれまで、そのほとんどについて私達は何も出来ていません。

動物愛護及び管理に関する法律に明確に違反している証拠がない限り、

アドバイスもままなりません。(TSUBASAは、法的拘束力を持たない民間団体です)

第三者からの訴えで、飼い主本人に変える意志のない場合、

悔しいのですが我々ではお手伝いできない事の方が多いです。

それでも、行政と協力出来る場合はまだ良いのですが…。

 

今回、TSUBASAがお手伝いをしている最大の理由は、

飼い主様に鳥達の暮らしを良くしたいという意志があるからです。

検査費も払い、所有権放棄にも同意しています。

残った鳥のケアも約束しています。

TSUBASAは10名程度で運営している小さな団体なので、

今はこうした飼い主や他の団体、保健センターの力がなくては、

こういう働きかけは満足に出来ませんが、これからも引き取りだけではなくて、

様々な形で鳥達の幸せに向き合っていきたいと考えています。

 

なお、レスキューなどのご相談についてお役に立てるとは今後も明言できませんが、

それでも、今後の蓄積になるのでこれまで同様、お困り事があれば

相談して欲しいと思っています。