里親さんからのお手紙@タオ

タオ@キエリボウシインコ

2019年4月にお迎え

バーチャルMTB(遠方型里親会)を経て、新しい家族と巡り会ったタオちゃん。

里親さんから、遠方型里親会でのご感想と里親さんからのお手紙の寄稿を頂きました!

タオさんがわたし達のところに来て

ひと月半になりました。おかげ様で、

本当に楽しく過ごしています!
とくに夫がタオさんにメロメロで、

笑いの絶えない毎日です。
とり村のボランティアと愛鳥塾で学んだことが、本当に役立っています。

その後タオさんは、粟穂が大好きなことが判明し、粟を小玉に切り分けて、ヒマワリの代わりにおやつにあげたりしています。殻をひと粒ずつ剥いて食べているので、かなり時間がかせげます。


粟とペレットをちょっぴり入れた紙の手づくりオモチャも大好きです。
庭のイヌムギやハコベなども摘んできてあげると、おそるおそるかじっています。
日なたぼっこも毎日15分ずつしていますが、これはそれほど楽しくなさそうです。

霧吹きで水をかけてみますが、今のところこれもあまり好きではありません。
相変わらず福知山音頭は大好きです!

 そして、ついに5日ほど前からケージから

出てくるようになりました!
遅くなりましたが、今日ようやく体重を

量れました!564gでした!

昨日から、タオさんはどうも夫の腕に乗りたそうにしていて、我々が心の準備が出来ていなくて大慌てです。
ここで関係をこじらせないように慎重にいきたいところです。写真は昨日、涌井さんの講座で教わったように、老後に備えてプラケースに入る訓練を始めたタオさんです。

強面のくせに粟が好き過ぎてすぐ釣れるのが微笑ましいです…。
上半分にも少しずつ慣らしていこうと思います。

老後に備えてプラケースに入る訓練を始めたタオさん
老後に備えてプラケースに入る訓練を始めたタオさん

遠方の里親希望者として、わたし達が優先したのは、どうしてもこの鳥が好き! という思いよりも、我が家の

環境に合っているかどうか? でした。
都会と違って、鳥専門医が近くにいないこと、そのかわり鳴き声は少々大きくても構わないこと、また現在

同居鳥もおらず家族も少なくて単調な環境であることを考慮すると、タオさんがいいように思いました。
タオさんがわたし達を嫌いでなければ、関係はゆっくり作ってゆけると思いました。嫌いでないかどうかを

確かめるために、とり村に何度かうかがいました。
同時に、そうじの仕方や大型鳥とのつきあい方を学ばせていただいたのは大きな収穫でした。

すてきな縁を結んで下さったTSUBASAの皆様、涙をのんで送り出して下さった元の飼い主様、

マイクロチップ挿入と長旅に耐えて来てくれたタオさんには、本当に感謝しています!

あと、初めてわたしにキエリボウシインコの可愛さを教えてくれたタロウちゃんの幸せも…

心から祈っております!


2019年9月に新たなご報告を頂きました。

ご無沙汰しております! 
タオさんとの暮らしも5ヶ月になりました。
今年の近畿地方は本当に猛暑で、冷房ばかりでタオさんもお疲れの様子でしたが、少し涼しくなって

表情も明るくなり(どうも窓からの風に当たるのが好きみたいです)、好奇心も復活してきました。
威嚇することも、めっきり減りました。
ただ朝は少し機嫌が悪いときがまだたまにあります。

みらくる日記にもありましたタピオカ用の紙ストロータオさんも大好きで、粟とヒエをちょっぴり

入れてやると、ずっと握ってかじっています!
また、カボチャとゴーヤーとスイカの種を炒って、おやつにしてみました。特にスイカが好きです。

ゴーヤーは大人の味なので時々投げ捨てています。
野草もかじって遊びます。今は野ビエがお気に入りです。

 

あんまり福知山音頭が好きなので、わたし達も講習会に通って踊りを覚えました。

踊ってやると、リズムに合わせて頭を振ったり、逆さにぶら下がって羽ばたいたり、

相変わらず大喜びです!体重は555g~570gでほぼ安定しています。

とり村時代より体重は減りましたが、おやつ類の割合は若干増えているような気がするので、

これ以上甘やかさずいきたいところです。
拍手して誉めた時と、「可愛いね」と言った時は、必ず、照れたように目を点にしてのどを膨らませます。
また先月頃から、別の部屋にいると大声で「オハヨー!」「タオチャーン!」と叫ぶようになりました。
あと夫には澄んだソプラノ声で歌ってくれる(曲名不明)らしいのですが、わたしが

ちかづくとやめてしまいます…。さ、寂しい…。
プラケースには入るようになったので、もう少し涼しくなったら、

部屋を出てあちこち案内してみようと思います。
タオさんは、偏食や問題行動もほとんどなく、いつも毅然としています。そういうところに

敬意を感じます。そして、だからこそ新しい好きなものにたくさん出逢わせてあげたいな、と思います。

ドアップのタオさん

握手もしたいけどカキカキもしてほしい複雑な

心境の、一昨日のタオさんです。



2020年5月に新しいお手紙をいただきました!

 

タオさんが来て、おかげ様で無事1年が過ぎました。

とり村で出会った時は、無口でちょっとニヒルな 昭和の男、という感じでしたが…、今は5歳児のように無邪気な甘えん坊になってしまいました!

最近は、夫の肩に乗って、隣の部屋に移動したりナデナデされるのが日課になりました。

わたしはタオさんと昼間は同じ部屋で仕事をしていますが、目が合うたびに握手とカキカキを求めてきます。

空き箱をあげると大喜びで破壊するので、その隙に仕事をしています…。

 

食べ物は、今はお豆腐がお気に入りです。

ちょっと茹でて水気を切ってあげています。

また、ラジオから「炭鉱節」が流れてきた時、踊っていました。やはり音頭が好きなんですね。

夜は、わたしが部屋を出ると、決まって謎の歌を歌います。声をかけると黙ってしまうので、練習中なのでしょう。

いつか披露してくれるといいな、と思います。

 

タオさんは、どんなに人生を重ねようとも純真になれることを、わたし達に教えてくれます。

これから1年後には、2歳児くらいに若返っているかも知れません。

 


2022年12月に新しいお手紙をいただきました!

おかげ様で9月末、国際希少野生動植物種登録更新を無事済ませました。
我が家にタオさんが来て3年半、病院に連れて行くは初めてでした。
動物病院では、ケージ越しでもマイクロチップ読み取りができたで、大きなストレスはなかったようです。
ふん便検査も幸い異常無しでした。
最初は不安そうに縮こまっていたタオさんですが、帰る前待合室では気が大きくなって、後から来た患者猫さんをガン見しながら何度もドスきいた声をかけていました…。

(↑)夏に育てていたトウモロコシ茎を夢中で

かじっている変顔タオさん。

(↑)お気に入り手作りハシゴに乗ったタオさんと

新しい登録票です。


あと、翼に生えている異常羽根変遷もご報告させてください。
規則正しく毎年5月下旬に抜けて、生え換わるたび普通緑色に戻りつつありました。
…が、今生えているはまた黄色っぽくなってしまいました。
最近はすっかり甘えんぼうなで、オヤツヒマワリ種が増えてしまっているかも知れません…。

相変わらず、タオさんオモチャを作ったりタオさん好きな歌や踊りを覚えた、忙しくて楽しい
毎日です。
寒くなりましたが、皆様どうぞ暖かくしてお過ごしくださいね。
(←)
鼻毛をつけてかわいくポーズをとるタオさんです。