タロー@キエリボウシインコ
2019年8月にお迎え
我が家でのホームステイが決まって、お迎えに行った帰りの道中、車内で絶叫したらどうしようという不安をよそに,落ち着いている様子でとっても良い仔で長時間の移動を無事に終え,家に到着しました。
帰りが遅かったのですが、移動用ケージから普通のケージに移動させなくてはなりません。
私も不慣れなこともあり、タローをびっくりさせてしまったのか、肩乗りターちゃんとなりました。
状況は兎も角として、初めてタローが肩に乗ってくれたことがとっても嬉しかったことを記憶しています。
飲まず食わずで5時間以上も移動していたので、家について水をがぶ飲みしたことも記憶に鮮明に残っています。
ホームステイ当初は、ペレットを殆ど食べてくれず体重が安定せず、1日数回もTSUBASAへ報告して指示を仰いだりと本当に苦労しました。
そのような状況のため、予定していたホームステイは延長することとなり、この先どうなるのか不安もありましたが、TSUBASAのスタッフの皆様には一緒に悩んで協力してもらい、体重も安定していき晴れて我が家の仔となることができました。
スタッフの皆様のご協力は,本当に心強かったです。本当にありがとうございました。
タローとの生活は大分慣れましたが、その中でタローの鳴き声で喜んでいるや怒っている声は聞き分けられるようになりました。
夏に来たので、家庭菜園をやっていることから色々とお野菜を出してみましたが、枝豆とトウモロコシは大好物のようです。
美味しいって可愛い声がたまりません。
いくらでも食べさせたくなってしまいます(我慢していますが)。
毎日タローが歌っていた童謡を歌ってあげるのですが、時々ハモったり、サイドステップでのってくれることもあります。
また,家には先住の仔達(セキセイインコ2羽)がいるのですが、その仔達が部屋を飛び回っても驚くことなく、我関せずという具合です。セキセイ達も怖がることもなく、みんなマイペースに暮らせていることが幸せです。
最後に、タローとの出会いはみらくる日記にタローのことが掲載されたことに始まりました。
どんなに可愛がられた仔なんだろうと、とても感動して強く印象に残ったことをことを今でも鮮明に覚えています。
その後ボランティアに行ってタローに初対面した時の感動は言うまでもありません。
その日からずっーとタローが気になり、ボウシインコが大好きになったのは、タローとの出会いがあってこそです。
ボランティアに行く度にタローに会えることが楽しみでした。
そうしている間に月日は流れ、今こうして長年恋い焦がれたタローが家の仔になってくれたことに心から感謝しています。
毎日タローには良く我が家に来てくれたと感謝の気持ちでいっぱいになります。
タローは家の仔にはなりましたが、元の飼い主様、TSUBASAの皆様やボランティアの皆様と沢山の人達に可愛がられたみんなの思いが詰まった大切な仔だと思っています。
高齢のタローがこの先もずっと元気で居られるように、そして幸せに過ごせるように努力していきます。
2020年2月、追加のお手紙をいただきました!
タローちゃんをお迎えして,無事に半年が経ちました。
最近の様子をお知らせしたいと思います。
半年経って,2回ガブリとやられました。TSUBASAに居る時は,カキカキさせてくれるとっても良い仔でタローは私を絶対噛まないと信じておりました。しかしながら,その神話はもろくも崩れました。2回ともカキカキしてて,右中指をガブッ---とやられて,肉が引き剥がされるかと思いました。これが大型インコちゃんの威力なんだなと痛感しました。2回目に囓られて思ったのが,2回とも出勤前にカキカキしていたということです。これから行ってくるから良い仔にしててねと声をかけて、それがわかってのことなのかなと思っています。また,先住の仔たちを放鳥させてかまっていると怒り声をあげて,かまってオーラを出してきます。私が家に居ても見えなくなると,あのオーオーと絶叫も時々あるようになりました。タローも半年家にいて,自が出てきたのかなとある意味嬉しくも思っています。
未だ,ご近所からはクレームはきていないので,多分セーフかなと思っています。今は,絶叫が始まったら直ぐに機嫌を直してもらう方法を模索中です。
また,昨年末にちょっとした事件がありました。
実家へ帰省しようとして,移動ケージへ移動させようとして網に乗せた時にうっかり落ちてしまいました。
それからというもの,どんなに大好物で誘っても網に乗ってくれなくなりました。病院等家から出なければ行けない時もあるので,根気強く網乗り出来るように努力した結果,1月ちょっとかかりましたが,無事に網乗りが出来るようになりました!今も毎日網乗りの練習は継続して,網乗りしたら,ケージの上まで網でもって行って,そこから腕乗りするトレーニングを始めたところです。腕乗りも出来る時と気分が乗らない時があるようですが,乗せる私もちょっと噛まれたらとドキドキ感があるので,トレーニングは本当に少しの時間やっております。
もう一つ,年末の話ですが,先住の仔たちと一緒に帰省した時のことです。家族みんなで食事をしている時に【美味しい!?】とタローが突然言ったのでみんなで大爆笑したのでした。タローも食べたかったのか、その後も何度か美味しい!?が出て,実家の家族もタローのファンとなった瞬間でした。
あの声は、本当にかわいくて、彼女がお話する言葉の中で大好きな言葉です。
毎日がタロー中心の生活で,日中はお留守番させているので,帰ってから一緒に歌ったり,カキカキしてあげたりして彼女が少しでも満足できるように努力しています。歌で面白いことがあって,家に来た当初は,「靴が鳴る」や「鳩ポッポ」をフルコーラスで歌ってくれたのですが,いつからか,パート制となってしまいました。例えば,ポッポッポ~が
タローで,その後は,私という具合です。
よほど機嫌がいい時なのかは不明ですが,それ以外のパートも歌ってくれる時もごく希にあります。
半年一緒に過ごして思うことは,やはり,タローをお迎えして本当に良かったということです。彼女は,なかなか感情の起伏の激しい仔だと思いますが,一緒に居られることが何より幸せです。怒っているかと思うと,急に歌い出したり,笑ったり。そんな彼女が本当に愛おしいです。
そして,タローを思う時,前の飼い主様を忘れることはできません。いつも私の心の中にしっかり響いています。前の里親さんのメッセージがこちらのURLからご覧になれます。
https://www.tsubasa.ne.jp/2017/02/03/sponsor-s-taro-message/
どんなにタローを可愛がっていて,どんなにどんなに手放すのが辛かったかと思うと,今こうしてタローと一緒に居られる自分が本当に幸せですし,タローが終生幸せであり続けられるように努力しなければと身の引き締まる思いです。
もしも,TSUBASAで気になる仔がいらっしゃる方で,飼育環境や経済的なことなど色々と考えて躊躇している方がおりましたら,是非,お迎えを前向きに考えてもらえたら嬉しいです。私はタローと出会った時から気になっておりましたが,大型インコということもあり里親候補に名乗りをあげることが出来ず,様々な事情があり結局6年という月日がかかりましたが,お迎えして本当に良かったと思っています。大変だなと思うこともあるかと思いますが,それ以上の幸せがあると思います。
いつもタローに言っている言葉で,
「家に来て(選んで)くれてありがとう」
この言葉に尽きます。
今日も,タローは元気に歌っております。
2020年4月、追加のお手紙をいただきました!
前回の手紙で,網乗りは克服したことをお伝えしましたが,その後肩には全く乗ってくれません。
大好物のとうもろこしや枝豆で,網に乗ってもらって,少しの時間ケージの外で大好物を食べて,タローの「美味しい!」を数回聞かせてもらって,ケージに戻るという毎日です。毎朝仕事前にやっているので,短時間ではあるのですが,タローと私のルーティーンとなっています。
そんなルーティーンも機嫌が悪い時なのかどうかはわかりませんが,どんなに大好物で誘っても2ヶ月に1回くらいはお外を拒否することがあって,私はがっかりです。
【その3】
家に来た時からですが,掃除機をかけると首をブンブン振り回して大きな声を出します。初めはどうしてかなと思っていたのですが、回数を重ねて、あれは大嫌いで抗議しているんだなと思いました。
掃除機が終わってからも怒りが収まらず,まだ少しの時間はブンブンやってます。ですが,機嫌が悪いのかと思っていても,私が拍手付きで歌うと機嫌が直って,サイドステップしたり,嬉しそうな声を出してくれるところがとってもキュートで大好きな一面です。そんな瞬間芸のようなタローの気持ちの変化が私には可愛くてなりません。怒っていても,どうやって機嫌を直そうかなというある意味楽しみでもあります。
カキカキして2回指に嘴が食い込むほどやられましたが,その後は,平和な日々(時に危ないこともありますが)を送っています。まだあのガブーがトラウマとなってカキカキは多少おっかなびっくりなところもありますが,「気持ち良い!?」と聞くと,「う~ん」とか「グワッ、グワッ」という声を出して,答えてくれます。
【その5】
ボウシインコちゃんはそうなのか,タローはヤキモチ焼きだなって感じます。家のセキセイ達にかまっていたり,電話で話しをしていると,怒った声をだして抗議開始。自分が一番じゃなきゃいけないのか、一緒に暮らしてみて初めて知ったタローの性格です。
怒ったり笑ったり,可愛い声でお話したり,こちらの話に相づちを打ったり様々な表情やしぐさを見せてくれるタローに本当に癒やされています。
そして,1日も早く終息してくれることを祈るばかりです。
2020年8月、追加のお手紙をいただきました!
ターちゃん祝1年
タローが我が家に来てくれて丸1年が経ちました。大型インコさんとの生活が初めての私にとって,無事に1年我が家での生活が出来てほっとしています。TSUBASAの皆様に見送られ,新幹線でやって来たあの日が思い出されます。
さて,1年経ったタローは,最初に来た頃とは別鳥のようです。数ヶ月前から我が家での生活にも慣れたのか,一言で言うと【ワガママ娘】です。来た頃は呼び鳴きはしなかったのに,数ヶ月前から朝のケージ掃除中や朝食の準備中,そして,最近は夕方まで「オ~,オ~」とものすごいボリュームで叫ぶのです。時節柄窓を開けることも多いので,今日はどうかなとヒヤヒヤものです。
また,以前のお手紙に書かせてもらいましたが,嘴が指に食い込むくらい噛まれたことがありましたが,あれ以来一度もそのようなことはなく,カキカキをケージ越し以外にもさせてくれて,こっちもこっちもと顔の位置を変えておねだりしたり,何とも言えない声を出してうっとりしたり可愛いタローに変身しています。気持ち良い!?と聞くと,「う~ん」と答えてくれることもあり,なんて可愛いの!と目がハートになってしまいます。
尾羽根などの羽繕いをしている後ろ向き限定ですが,胸を優しくなでることも出来るようになりましたし,指にタッチしたり握手も少しであれば出来るようになりました。時々嘴が出ることがあるので,注意が必要ですが。
そして,今は夏野菜のシーズンですが,最近は家庭菜園の採れたて野菜をあげています。やはり,一番人気は,枝豆!!!第2位はトウモロコシ。これは2大好物です。早く食べたくて止まり木を行ったり来たり,「美味しい!」と言って早く食べたいアピールをしてきます。食べるのも速くてあっという間に食べ終わってしまいます。
最後にコロナ禍で移動が自由に出来ない現在,もしもタローのお迎えが1年遅れていたら,我が家には来られなかったのではと思ってしまいます。だから,こうしてタローと一緒に過ごせることに感謝する毎日です。
まだタローとの生活は始まったばかりですが,もっともっと仲良くなりたいと思っています。これからも元気に長生きしてずっとずっと我が家で楽しく過ごせるように努力していきます。
TSUBASAの皆様,この手紙を読んでくださっている皆様,コロナ対策と猛暑で大変だと思いますが,どうぞご自愛ください。
そして,TSUBASAの鳥さん達に素敵な出会いが訪れますように願っています。
2021年12月、追加のお手紙をいただきました!
ターちゃん祝2年。ターちゃんが我が家に来て8月で丸2年が無事に経過しました。
この間,コロナ禍で行動の制限があり,かかりつけの県外の専門医に行くことが出来なかったことが一
番辛かったです。
ですが,ようやくコロナ感染者も落ち着いてきたので,今しかないと思い10月にとんぼ返りで直接先生から診てもらいました。結果は,どこも問題なし。背中にあるしこりについても特に心配するものではないとのことでした。握力もしっかりあるし,白内障の兆候もなし,健康ですと。高齢個体であるため,心配はつきないのですが,食欲もあるし,歌も歌ってくれるし,怒るし笑うし,相変わらずの毎日を送っています。
我が家に来て2年が経ち,その間フン切り網に乗せてケージから外には出せていたのですが,10月から本格的に朝食前に腕乗せの練習を始めました。
方法としては,いきなりケージから腕は無理なので,お手製パーチに乗ってケージの上に一旦降りてもらいます。その後,大好物の枝豆でお話(おはよう,美味しい,おげ~んき)のウォーミングアップをし,その後またパーチに乗ったところから腕に移動するという方法です。このやり方だと結構すんなり乗ってくれます。
ですが,何か彼女の気持ちに添えないことがあった時なんでしょう,何度か噛まれて内出血が出来たこと
も。。。
これを1月ほど繰り返して,ようやくスムーズに腕に乗せることが出来るようになりました。
そこで,次のステップへステップアップ。パーチでケージ上に降りた後,直接腕に乗せる練習を始めました。思いのほか,スムーズに腕に乗ってくれて内心驚きでした。
腕の角度を慎重にターちゃんの乗りやすい位置にもっていく必要はありますが,すっと乗ってくれるようになりました。
ですが,まだ乗れるようになって間もないので,乗せている私もドキドキで,乗って1~2分程度だったのが,「靴が鳴る」を1コーラス歌っている間も大人しく乗っていることも出来るようになりました。
徐々に長く乗せることが出来ればと思っています。
高齢ではありますが,まだまだ出来ることがあると思っています。彼女は,ノリがいいのでこっちで盛り上げるとどんどん吸収してくれる気がしています。片足をあげてのピースも練習中です。
握手はほぼマスター出来ていると思うので,それを進化させもっと足を上げてのピースサイン。完成も近いと思っています。
毎日同じように過ぎていっていますが,先日,「ありがとう」とそんなに上手ではなかったですが,ターちゃんが言ったのです!!!いつもターちゃんが我が家に来てくれたことに感謝して自然と口にしていたのを覚えたのだと思います。
その感激と言ったら涙ものでした。1日1日元気に過ごせたことに感謝しつつ,ずっとターちゃんと一緒の生活が続けられるように努力するのみです。
また新たなコロナの変異株が出てきてしまいましたが,このままコロナが落ち着いて,1日も早く普通の生活に戻れるように,TSUBASAの仔たちに良縁が訪れますように,祈っております。
最後に少し早いですが、MerryXmasそして、良いお年をお迎えください。
2022年12月、追加のお手紙をいただきました!
ターちゃんが家に来てくれて8月9日で丸3年となりました。3年経った今でもターちゃんへの大好きな気持ちは増すばかりで,嬉しくて楽しい毎日を過ごしています。
前回ご報告した腕乗り練習ですが,大分上達しました。朝だけの練習を朝晩の1日2回のペースで実施するようにし,ケージからパーチに乗ってからの腕乗りから,ケージから直接腕に乗ることが出来るようになりました。
ここまで来るには,腕に幾度の咬み傷を負いながら会得したものです。素肌の腕に直接乗るのは苦手みたいで,長袖だと直ぐ乗ってくれて,乗りやすい腕の角度があることが分かりましたが,毎日腕乗り練習をしているうちに,素肌でも乗れるようになりました!
今では,肩に乗ってじっとしていることも可能です。肩乗せしながらカキカキもさせてくれるようになり,ん~ん~と気持ちいい声を出してくれてとっても嬉しくなっちゃいます。
ターちゃんと居てびっくりしたことがあります。
大好物を目にすると喉を鳴らすのです!人がゴックンするような感じで。それがとっても可愛くて,鳥さんも人間と同じなんだなぁって思います。「美味しいっ」て言って食べたいアピールをすることは今も変わりません(可愛い)。
今夏も家庭菜園の枝豆が採れました。採れたて茹でたてを食べてもらうことが私の幸せでもあります。無限に食べられるのではないかと思うくらいパクパク食べてあっという間に食べ尽くしてしまいます。今年も1年分のストックをし,毎日食べさせられるように準備万端整えました。
また,鳥さんの専門病院に6月と12月に健診に行って問題なしで、健康状態も万全です。これからも元気に長生きしてくれますように可愛がっていきます。
最後にTSUBASAの仔達に素敵な里親さんが現れることを祈念しております。
↓動画もいただきましたので、ぜひご覧ください!
動画はこっちにきて覚えた言葉だと思います。
祝🎉5周年
2024年8月、追加のお手紙をいただきました!
ターちゃん,祝5年。
TSUBASAの皆様,ご無沙汰しております。タローことターちゃんです。
1年に1回はお手紙を書こうと思っていながら,ずるずる2年が過ぎちゃいました。
家のこになって丸5年が経過しました!あっという間の5年でした。
家に来たばかりの時は,噛まれることも多かったですが,今は殆どなくなりましたし,噛みそうというのが分かるようになりました。ですが,まだまだベタ慣れまではいかず,怒られることもあります(^_^;)帰宅が遅いとほぼ,怒られます。
年中大好物の枝豆を食べ,健康診断も年2回受け元気に過ごしております。
ステップアップも継続しております。それに加えてニッパーで爪をタッチしたり,挟むことが出来たらご褒美をあげるというトレーニングをやっております。タオル保定をとても嫌うので無謀かもしれませんが,無保定で爪切りが出来たら良いなぁと思っております。数回は第2趾と第3趾の爪切りが出来たことがあります。
握手も左右少しの時間ですが出来るようになったり,ピースと私が言って右足をトントンすると上げてくれます。少しずつですが進化し続けております。
ターちゃんは5年の間に50歳を超えました。まだまだ元気でもりもりご飯を食べ,お話したり歌ってくれます。
この手紙を書いている間に「とり村回覧板35号」が発行されました。p.3の最後の文章で【シニアの魅力はその鳥ごとの鳥生経験に上乗せされた言葉では言い表せない素晴らしさがあります】に心打たれました。まさに,大型高齢鳥のターちゃんとの生活で実感していることです。大型高齢鳥さんは,とてもとても魅力的です。これからも末永く一緒に居られることを願いながら過ごしていきたいです。
最後に,TSUBASAのこたちに素敵なご縁がたくさんあることを願っております。